
こんにちは!スタッフの峯岸です。
先日、ブリヂストンのスタッドレスタイヤ新商品の「BLIZZAK WZ-1(ブリザック ダブルゼットワン)」の試乗会へ行ってきました。
会場は毎年おなじみの埼玉県上尾市にある埼玉アイスアリーナです。内容としてはWZ-1を装着したトヨタのヤリス(タイヤサイズ:185/60R15)でスケートリンク上を走行し、その性能を体感するというものになります。

スケートリンク上での走行ルートはこんな感じになっており、発進から10km/h程度のゆっくりした走行で②の停止ポイントへ向かいます。完全に停止してから発進して③20km/hまで加速していき、ブレーキポイントで④急ブレーキをかけ車がどのくらいで停まれたのか確認します。次にスケートリンク中央付近にサークル状に置かれたパイロンを⑤右回りに3周します。ここではステアリングの角度を一定に保ちながら徐々に加速していき、何km/hで滑りだしたのかと滑った後の回復するまでを確認します。旋回が終わったらスタート位置まで戻ります。
ポイントは
③加速
タイヤがしっかりと氷の上でグリップし前に進めるかが分かります。
④ブレーキ
速度に対してどの程度の距離で止まれるか、滑る氷上路をしっかりとらえているかが分かります。
⑤旋回
旋回時のタイヤの粘りと限界、滑った後にグリップが回復するまでの応答の良さが分かります。
過去の試乗会でもBLIZZAKの性能の良さは分かっているので、正直なところ今回の試乗会で驚くほどの事はなかったのですが、私個人が感じた事で言えば横滑りからの回復力は前モデルのVRX3よりも良かったと思います。前モデルとの比較は今回の試乗会ではありませんでしたが、VRX3が発売されてから昨年までは毎年試乗会に参加していたので、その感覚で比べると旋回時に滑ってからアクセルを緩めてグリップが回復するのはWZ-1は早いと思いました。実際の差はわずかなものかも知れませんが、ドライバーの体感としては大きく感じました。
ブレーキ性能に関しては向上していると思いますが、試乗会ではブレーキを踏んでから停止までの距離を実際に測るわけではないので数値的な良し悪しはカタログに書いてある通りなのだと思います。私としてはブレーキを踏んでから止まるまでのグリップ力が感じられてしっかり止まる感覚はあったので、安心感は高いと思いました。

試乗会で運転できる時間は2~3分程度の短い時間なので得られる情報量も多くはありませんが、加速の良さや旋回時のタイヤの粘りなどは特に良かったと思います。前モデルのVRX3でもお客様に満足いただける十分な性能はありますが、WZ-1は効きがVRX3よりも落ちにくいというメリットもありますので3、4年後でも安心して使用していただけると思います。
この冬に新しくスタッドレスタイヤを購入しようと思っている場合は是非「BLIZZAK WZ-1」をご検討ください。
※現在メーカーと価格の調整を行っている為、価格が決定次第上記の価格表ページで掲載します。価格が決まったらすぐ知りたいと言う場合はお見積りフォームよりお見積り依頼を頂ければ、価格決定次第返信をいたします。