こんにちは！スタッフの峯岸です。

ありがたい事に先週末は多くのお客様にご来店いただきまして、廃タイヤ置き場がいっぱいになりました。
この時期にこの量の組替をしたと思うと作業の充実感がありますけど、冬場のスタッドレスタイヤ交換シーズンだとこれが廃タイヤ置き場の通常になるので改めて冬の忙しさを実感しました。

この廃タイヤは回収業者の方が週に1度、営業時間外に回収に来るのでお店で溜まり続ける事はありませんが、一週間で溜まる量はシーズンによって差が出ます。

ちなみに廃タイヤが回収されたのちにどうなるのかと言うとリユース・マテリアルリサイクル・サーマルリサイクルと大きく分けて3つに分かれるそうです。
リユースは言葉通りの再利用で使えそうな物ならそのままタイヤとして国内外で使用され、それ以外だと港の防舷材や公園等の遊具にも使われています。
マテリアルリサイクルは廃タイヤから材料を取り出して再び原料として利用する事です。タイヤの材料はゴムだけと思われている事もありますが、実際にはタイヤの中には構造材としてスチールや樹脂(ポリエステルなど)がつかわれています。
最後のサーマルリサイクルは熱利用する為に、代替燃料用としてタイヤをチップ状に加工しているそうです。この代替燃料用のタイヤチップは製紙会社、製鉄会社で活用しているとの事です。(株式会社 国分商会 タイヤリサイクルより引用)

廃タイヤも100％再利用とはいかないでしょうが、こういった取り組みは大切な事だと思いますね。タイヤ屋からだと廃タイヤのその後は実際には見えませんけど、多くの事に再利用されていれば嬉しいです。