現行ステップワゴンのタイヤはエクストラロード規格のものを選びましょう

こんにちは!スタッフの峯岸です。

広島で開催されたG7でアメリカのバイデン大統領が来日し、移動に使用される大統領専用車が走っていたそうです。「キャデラック・ワン」や「ビースト」の愛称で知られるこの車は装甲が厚く重量は9トンもあるそうでそれを支えるタイヤにはグッドイヤー製のランフラットタイヤを装着しているとの事。一度実物を直で見てみたいものですね。

さてさて、そんな車の重さを支えるタイヤですがももちろん耐えられる限界はあります。その指標となるのがタイヤサイズの後ろにある荷重指数(ロードインデックス)と言われるものです。

こちらの写真のタイヤサイズで言いますと『155/65R14』より後ろの数字『75S』。さらにその数字のみがロードインデックスとなります。
ちなみにアルファベットの部分は速度記号(スピードレンジ)で簡単に説明するとこのタイヤがどれくらいの速度まで耐えられるかを表しています。

このロードインデックスには日本のタイヤ規格(JATMA)と欧州のタイヤ規格(ETRTO)で差があります。さらに欧州ではスタンダード規格とエクストラロード(レインフォースド)規格の2種類があり、今回注目するのはエクストラロード規格です。
エクストラロード規格のタイヤはタイヤ内部の構造を強くしているので、スタンダード規格の同じタイヤサイズで比べるとより高い負荷能力をもちます。タイヤ側面に「EXTRA LOAD」または「REINFORCED」などと刻印があるタイヤが該当します。

国産車は純正では日本のタイヤ規格を採用する事が多いようですが、その中でも現行のステップワゴンのタイヤサイズは従来型と変更はないものの負荷能力はエクストラロード規格を採用しています。
その事に合わせて日本のタイヤメーカー各社も現行ステップワゴンでも装着可能なタイヤサイズをすでに用意しています。現行型ステップワゴンでタイヤ交換をする場合はエクストラロード規格である事を確認しましょう。(ラベルのサイズ表記の最後にある「XL」がエクストラロード規格である事を示しています)

ホンダ WEBサイトより

このエクストラロード規格のタイヤを装着した場合に気を付けるべきことは空気圧です。先ほど書いたように現行ステップワゴンでは純正装着タイヤがエクストラロード規格なので車の指定する空気圧通りで問題ありませんが、従来型でエクストラロード規格のタイヤに変える場合は負荷能力対応表を確認して空気圧を決める必要があります。大抵は指定空気圧より高めに入れる必要がありますがネット上にはタイヤサイズを入力すると計算してくれるサイトもあるのでそういったものを活用して適正な空気圧を探るのもいいかも知れませんね。

ブリヂストンでも空気圧別負荷能力対応表をWEBサイトで掲載していますので参考にするといいと思いますよ。
空気圧別負荷能力対応表(ブリヂストン)

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