こんにちは!スタッフの峯岸です。
先日のブログでヨコハマの『ADVAN dB V552』の試乗をさせていただいた時の事を書かせて頂きました。
『ADVAN dB V552』VS『REGNO GR-XI』 乗り比べをさせていただきました!
実はこの試乗をした翌日にも試乗会がありまして、そちらにも参加してきましたので、今回はその時の様子を簡単に書かせて頂きます。
主催はブリヂストンでメインとしてはSUVタイヤの『ALENZA 001(アレンザ ゼロゼロワン)』[以下アレンザ]とミニバン用タイヤ『Playz PX-RV (プレイズ ピーエックス アールブイ)』[以下PX-RV]です。どちらも新商品ではありませんが、当店では評判も良く人気もあるタイヤです。
試乗内容
今回の会場は埼玉スタジアム2002です。バックスタンド側にある東駐車場にパイロンでコースを作り、そのコース内を試乗しました。
使用した車はSUVがトヨタのC-HRでタイヤサイズは215/60R17です。そしてミニバンはトヨタのノア(ヴォクシーだったかも)で、タイヤサイズは195/65R15です。(写真は参考です)
SUVは実際に運転させてもらい、ミニバンは同乗走行で一般道を走行しました。その中で操作性や静粛性、乗り心地などの項目で評価をさせてもらいました。
アレンザの評価
試乗させて頂いたコースを簡単に描いたものです。大きく周回する間に大きめの段差、スラローム、小さめの段差があり、その中で突き上げ感やグリップ力などを体感しました。
運転する前から概ね予想はしていましたが、実際に運転すると操作性の高さを感じました。特にスラロームでのタイヤのグリップ力と安定感はとても良く、きびきび曲がります。その分、以前乗ったブリヂストンの『DUELER H/L850(デューラー エイチエル ハチゴーマル)』と比べて静粛性や乗り心地は劣る感じはありますが、決して悪いと言う事はありません。個人的には運動性能に優れたアレンザはC-HRやCX-5、ヴェゼルにも合うと思います。
PX-RVの評価
こちらは一般道をメーカーの方に運転して頂き、同乗での体感です。距離にするとおよそ3kmと言ったところでしょうか。全体的にはきれいに舗装されたアスファルトの道ですが、途中に陸橋で道路の継ぎ目がありました。
私が座った位置は3列目の右側で右後ろのタイヤに近い位置でした。その為、以前に運転をした時よりも走行音が大きく聞こえたのは正直な感想です。ただ2列目に座っていた方はそうでもなかった様子でしたので、やはり座った位置がタイヤの近くって事で少し気になったのだと思います。この辺に関しては『REGNO GRVⅡ(レグノ ジーアールブイツー)』だったら解消できる部分と思いますね。しかし、その他は直進・カーブともに安定した走りでアスファルトの継ぎ目もしなやかさを感じる事ができ、運転手目線ならとても運転しやすいタイヤだと思いました。
まとめ
今回の試乗会で一番感じたのは、乗り手の好みに合わせる重要性です。
SUVでもスポーティーな走りが好みならアレンザ。乗り心地を重視したいならH/L850と言った感じで、ミニバンで言えば運転手をメインに考えると運転が楽なPX-RV。家族や友人を乗せる事が多ければ3列目シートまで静粛性に優れたGRVⅡが良いと思います。
もちろん予算などによっても変わってくると思いますが、タイヤ選びの参考になれば幸いです。また自分にはどちらが良いかなど迷われた場合は遠慮なくご相談ください。
最後に、上記の感想や表に関してはあくまで私の主観であり、すべての方が同じ感想を持つとは限りません。予めご理解頂きますよう、お願い申し上げます。