こんにちは!スタッフの峯岸です。
先日、ヨコハマの『ADVAN dB V552(アドバン・デシベル・ブイゴーゴーニ)』[以下デシベル]の試乗をさせて頂く機会がありましたので、今回はその時の感想などを簡単ではありますがお伝えしようと思います。
デシベルについて
その名前からもイメージできる通り静粛性に優れたコンフォートタイヤで、乗り心地の良さに加えてウェット性能の高さも魅力です。
V552は2017年11月に「V551」から「V552」へモデルチェンジしたばかりでまだ新しい商品ですが、それでも当店では今日までで問い合せや実際に交換されたお客様も多く、すでに人気商品と言えるタイヤになっております。
試乗内容
試乗会と言うわけではないのですが、メーカー側から当店に直接車を持ってきて試乗をさせて頂きました。
使用した車種はトヨタのプリウスで、タイヤサイズは195/65R15です。この車とタイヤサイズの組み合わせはタイヤ試乗会では定番と言えます。余談ですが私の経験からですとコンパクトカーならアクアで175/65R15、ミニバンならノアかヴォクシーで195/65R15が多い組み合わせですね。
走行ルートは決められていない為、私は当店から約4kmの距離をぐるりと走行させて頂きました。途中、アスファルトの少し荒れた区間や逆に舗装したての区間もあるコースだったので静粛性を感じるには良いと思いました。もちろん、公道での試乗ですので交通法規に従って無理のない運転をさせていただきました。
そういった条件でタイヤの静粛性・乗り心地・操縦性などを体感しました。
ライバル対決
どんなタイヤの試乗でもそうですが、必ず比較するためのタイヤが用意されます。今回デシベルと比較するために選ばれたタイヤはこちら
ブリヂストン REGNO GR-XI(レグノ ジーアール・クロスアイ)[以下レグノ]
やはり比べるなら相手はこれしかないと言えますね。こちらも静粛性が高く、乗り心地も良いブリヂストンのフラグシップタイヤ。
今回はこの2つを乗り比べさせて頂きましたので項目ごとに感想を書いていきたいと思います。
■静粛性■
やはりどちらも静粛性に力を入れている事もあり、高い性能がありました。きれいに舗装されたアスファルトはもちろんですが、少し荒れたアスファルトでもロードノイズを抑えてくれていました。しかし、“音質”という点ではレグノの方が聞こえる音が心地よいといった印象で、デシベルは少し高音に感じました。どちらも静かではありますが、音質に関しては好みがでるかも知れません。
■乗り心地■
こちらに関しては双方ともに良く、私的にも優劣はないと思いました。ただ今回は試乗コース内の法定速度が30~40km/hでしたので、高速道路などの高速域では少し違った感想になるかも知れません。
■操縦性■
急ブレーキや急加速・急ハンドルを試したわけではありませんので、そこまではっきりとは言えませんが、直進安定性や運転のしやすさはデシベル・レグノともに良かったです。
■価格■
これは試乗した感想ではありませんが、当店での販売価格で比較した場合にデシベルはレグノよりもお安くなっております。例えば今回の195/65R15ですが、
デシベル⇒63,800円
レグノ ⇒69,800円
となります。同クラスのタイヤと考えた場合にデシベルはとても魅力的な価格ではありますね。
上記の表示価格はタイヤ4本+入替バランス工賃+消費税のお支払総額です。(ゴムバルブ交換、廃タイヤ処分料はサービス)
以上を踏まえて表にまとめると以下のようになります。
かなり簡単ではありますが、タイヤ選びの参考になれば幸いです。
デシベル・レグノともに気になる事がございましたら遠慮なく、メール・電話等でお問合せください。
最後に、上記の感想や表に関してはあくまで私の主観であり、すべての方が同じ感想を持つとは限りません。予めご理解頂きますよう、お願い申し上げます。