こんにちは！スタッフの峯岸です。

ミシュランのスタッドレスタイヤカタログが入ったので、新商品のX-ICE SNOW(エックスアイス スノー)について興味津々で見ていました。今年は当店でもミシュラン指名でタイヤを購入されるお客様が多くありましたので、同じように興味を持たれる方も多いかななんて期待しています。

さてさて、そんな前置きをしつつ今回はスタッドレスの話ではなく夏タイヤの新商品の話です。私自身もつい数日前に知ったのですが、ミシュランからスポーツタイヤの新商品が出ます。

タイヤはサーキット用の「PILOT SPORT CUP 2 CONNECT(ミシュラン パイロット スポーツ カップ ツー コネクト)」です。
サーキット用と言っても公道で走行することもできるので、ブリヂストンのPOTENZA RE-71RS(ポテンザ アールイー・ナナイチアールエス)やヨコハマのADVAN NEOVA AD08R(アドバン・ネオバ・エイディー・ゼロハチ・アール)と言ったカテゴリーと同じ位置のタイヤかと思います。
これらのタイヤはサーキット走行での性能に特化しているので、タイヤ売上全体で見ると多く売れる種類のタイヤではありませんが、走行会などを楽しむ方には人気の高いタイヤになります。
当店ではRE-71RSやAD08Rと言った国産メーカーのハイグリップタイヤが選ばれる傾向が強いですが、ミシュラン人気が後押ししてPILOT SPORT CUP 2 CONNECTの問い合わせもあったりしないかとちょっとだけ期待しております。

ミシュランにはレースの世界で培った技術が多くあり、そういった技術が活かされたPILOT SPORT CUP 2 CONNECTもドライグリップやハンドリング性能が高く、サーキットでのタイム短縮に貢献できるのではないかと思います。
また、サーキット走行しない場合でもこのタイヤは横から見たときのデザインがかっこいい。ミシュランで言うところの“プレミアムタッチ”と言う黒が濃く見える加工が施されていて、これがサイドウォールをぐるりと1周しています。特にチェッカーフラッグパターンはこの加工にとても合っていて、これならサーキット走らないけどサイズがあれば履きたいって方もいるのでは？

また名前にもある「CONNECT(コネクト)」とはリアルタイムでタイヤの空気圧や温度を測定できる送信機がタイヤ内部に装着でき、そういった情報を得られる機能がある事を表しているようです。しかし、以下の理由からこの機能は日本では使えないそうです。

日本国内では適用する電波が国内の電波法に適合しないため、通信機を含む専用キットの販売予定はありません。

ミシュランwebサイトより

う～ん、残念。
ただタイヤ自体の性能に影響がでるわけではないので、人によってはそこまで大きな問題ではないですかね？

と、ここまで宣伝しておいてなんですが実際はそんなにサイズラインナップが多くはなくて、18～20インチがメインターゲットといった感じになっています。また従来品のPILOT SPORT CUP 2には輸入車の承認タイヤも多くあったので、主にそういったユーザー向けにはなりそうです。

すでにミシュランのWEBサイトにはタイヤの情報が掲載されていますのでご覧になってみるといいと思います。
タイヤ自体は9月1日から順次発売となっていますので、興味ある方は是非！

PILOT SPORT CUP 2 CONNECTの情報はこちら👇
https://www.michelin.co.jp/auto/tyres/michelin-pilot-sport-cup-2-connect