こんにちは!スタッフの峯岸です。
今年もブリヂストンのスタッドレスタイヤ試乗会へ行ってきました。会場は毎度おなじみの埼玉県上尾市にある埼玉アイスアリーナ。
この試乗会ではスケートリンク上にパイロンで作られた簡易コースがあり、そこを走行することで発進・加速・停止・旋回の際の氷上性能を体感できます。
ちなみに用意された車種は50系プリウス(現行プリウスの前のモデル)でタイヤサイズは195/65R15です。プリウス自体は他の試乗会でもよく使われる車種なのですが現行の60系プリウスになってからタイヤサイズが変更したからなのか、試乗で使用するプリウスは60系が出てからも50系です。
昨年同様に主力商品の『BLIZZAK VRX3』がメインの試乗会ではありますが、今回用意されたVRX3は2021年製造のもので4シーズン目のスタッドレスタイヤという事になります。話によると新品というわけではなく今までの試乗会でも使用してきたタイヤという事で、4シーズン目のVRX3の性能がどのくらい低下するのかを感じてほしいとの事でした。
そして、実際に乗ってみた感想としては年数経過での性能の衰えを感じないほど氷上性能は高いままでした。
試乗会では10~20km/h程度の速度範囲で運転をするのですが、停止から発進の際の空転もほとんどなく氷上でも氷をとらえて加速できる事や旋回時の外への膨らみの抑制具合は1シーズン目のものとそれほど変わらないのでは?と思えるほどでした。実際に比較用に用意された他スタッドレスではその2点で明らかに違いを感じたので、VRX3の性能の高さは間違いないでしょう。
また、データによると非降雪地域でのスタッドレスタイヤの使用回数は今回の試乗会のように4シーズンまでという事が多いそうで、その事からも4年目でも高い性能を維持しているVRX3は安心して使用できます。もちろんスタッドレスタイヤとして有効な溝が残っている事が前提ではあります。
さいたま市では2023~2024年の冬で凍結の危険が高まる3℃以下になった日が90日はあったそうなので、降雪がないからといって油断は禁物です。冬の備えとして『BLIZZAK VRX3』をはじめとしたブリヂストンのスタッドレスタイヤを是非ご検討ください。