こんにちは! スタッフの峯岸です。
本日10月31日は言わずと知れたハロウィンです。なので特に説明の必要はないですかね?(^_^)
さて、今回のお題はロードインデックスの時に少し話題にした『エクストラロード(XL)規格・レインフォースド(RFD)規格』についてお話します。
表示はタイヤをよく見ないと分からないかもしれません。
■エクストラロード・レインフォースド規格のタイヤって何?
分かりやすく言えば、空気をたくさん入れられるように作ったタイヤの事です。厳密には説明が不十分ですが、そう覚えてもいいと思います。(エクストラロードとレインフォースドは名称は違いますが同じものですので以下エクストラロードだけを表記します)
正確にはこのように説明されます↓
タイヤ内部の構造を強化することで、空気圧をスタンダード(STD)規格対比高めに充填することもでき、同一タイヤサイズ(セクション・偏平率・径)のSTD規格の
タイヤより高い負荷能力を発揮できるタイヤです。
■エクストラロード規格が必要な時って?
世の中にはインチアップというタイヤの外径を変えないでホイールの外径を大きくするというものがあるわけです。
そうなったら、単純にホイールの体積が上がり、タイヤの体積は下がります。タイヤが小さくなったら空気をたくさん入れるのは無理ですよね?
要するに タイヤ内部の容積が小さい=ロードインデックスも低いって事になるのです。
定番な所で195/65R15から215/45R17へのインチアップの場合、スタンダード規格のロードインデックスが
・195/65R15 → 91
・215/45R17 → 87
となります。ここで重要なのはインチアップをした場合にロードインデックスが下がってしまっている事。このインチアップをすると最悪の場合、車検に通りません。
それじゃどうするの?って事でエクストラロード規格の出番です。
エクストラロード規格の場合
となります。この規格であれば車検は問題ありません。
■あとは空気圧に気を付けましょう
最後に重要なのは空気圧。エクストラロード規格を装着したのなら車の指定空気圧より高めに入れなければ、タイヤは能力を発揮できません。
じゃあ、いくつ入れたらいいの?って事になりますが、これにはご自身の車の指定空気圧とスタンダードとエクストラロードの空気圧・負荷能力対応表が必要になります。
こちらのページに載っています → 空気圧別負荷能力対応表
ですが、分かりにくいので車屋さんやタイヤ屋、ガソリンスタンドで空気を入れる際に『このタイヤ、エクストラロードなので』と言えば良いと思います。
正直言って、これは分かりにくい話だと思います。私も書いていてうまく伝えられている自信がありません(-_-;)自分が分かっている事を人に教えるのは難しいと、今回の記事を書いていて改めて知りました。
私自身の成長もまだまだ必要ですね。頑張ります!